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Posted by 滋賀咲くブログ at

2009年05月21日

ブルーベリーフィールズ紀伊國屋

私の所属している滋賀県中小企業家同友会青年部の5月例会で、ブルーベリーフィールズ紀伊國屋の岩田康子代表取締役にご講演いただきました。
紀伊國屋さんは大津市伊香立の山の中でブルーベリーやハーブの農園とレストラン、成安造形大学内にカフェテリア、そして高島市安曇川で竈(かまど)で自炊のできるレストランを経営されていて、大変人気のお店です。

25年前から、農薬・除草剤を一切使わずに千数百本の苗木を育て、安全でおいしいブルーベリーをつくってこられ、偽りのない安全な食を世の中に提供するためにさまざまな苦労をされてきたと聞きます。
そんな岩田さんに私たちは若手後継者・経営者・リーダーとして、その「人間力」を学びたいと思って講演をお願いしました。
約1時間のお話の中で、特に印象的だったことは、まず「品種改良」について。
酪農家の友人のお話として、牛乳の話がありました。乳牛はたくさん乳を出させるために品種改良が重ねられ、昔は10年あった寿命が、今では4~5年だそうです。そして、搾られた牛乳は賞味期限や品質の一定化のために高温の滅菌処理をされ、本当にとりいれたい微生物を殺してしまっているそうです。(低温処理(65℃程度)は大丈夫だそうですが。)牛本来の寿命を縮めてまで大量に出させて飲む、微生物のない白い液体が本当に体に良いのでしょうか。そういった現場の真実が表に出てくることはなかなかないということに、なんともいえない恐さを感じました。
もうひとつは、岩田さんの将来の夢は何ですか、という質問に対しての回答。
私はもっとお店をああしてこうして、リタイヤしたらゆっくり旅行にでもというようなことかと思っていましたが、全然違いました。
「人間はおぎゃぁと生まれて、歩けるようになる、しゃべれるようになる、できないことをできるようになる道を歩んでいくものだと思うのです。93歳の母がいますが、できたことができなくなり、その代わりに周りの人のおかげでできていて、なにひとつ不足がないと母は常に感謝しています。私もそうありたいと思うのですが、自分勝手を思ったりすることもあります。私が今のような仕事をできているのは、最初からこうしてやろうと考えていたのではなく、いろいろなご縁がつながって、できないことができるようになって今の展開になっています。そのうち母と同じような年齢になっていく私ですが、母のように感謝の気持ちで「生きる」ことの義務や責任を果たしたいと思っています。また、みなさんのような若い方に、できないことができる、その可能性があることを伝えることが夢です。」
岩田さんはお母様と二人で借家住まいをされているそうです。
ぜいたくをしたいという夢があるのかと一瞬でも思った自分が少し恥ずかしかったです。

休憩時間は、青年部メンバーの辻井君のこだわりパンと紀伊國屋さんのジャム、そしてハーブティーのコラボが実現し、むさくるしい男ばかり16人が群がりました。

グループ討論では岩田さんにも入ってもらって、テーマに沿って話し合いました。
懇親会にも参加していただき、ざっくばらんな話で盛り上がりました。

まさに「人間力」を学ばせていただいた岩田社長ありがとうございました。
また、例会の設営、司会、懇親会の段取りなどしていただいたメンバーのみなさんありがとうございました。


Posted by ふじこー専務 at 18:59Comments(2)